今夜はレストランで食事しよう!~私的ファミレス情報まとめ~

サイゼリヤ

株式会社サイゼリヤ(英: Saizeriya Co,. Ltd.)は、同名のイタリアン・ファミリーレストランチェーンを運営する企業。「サイゼリ」と表記されることもあるが、正しくは「サイゼリ」である。

概要

現在の会長である正垣泰彦が、東京理科大学在学中に千葉県市川市八幡にある洋食店「サイゼリヤ」で勤務をしていたところ、経営者からその腕を認められ、大学4年生のときに店を譲り受ける。店長となった正垣は大学で身につけた分析能力を駆使し様々な食材の消費量を調べ上げた。その結果、これからはイタリア料理の 人気が出ると判断する。しかし、洋食店からイタリア料理専門店に転換したものの、客足はぱったりと途絶えてしまった。正垣は、その原因は価格にあると考 え、メニューを全て7割引で販売するという行動に打って出る。この判断が見事的中し、「サイゼリヤ」は行列が出来るほどの大繁盛となった。「この方針なら ば売れる」と確信した正垣は、サイゼリヤを低価格路線に乗せ、現在の地位を確立していくこととなる。なお、この店舗はサイゼリヤ1号店教育記念館として保存されている(内部は見学不可)が、管理はサイゼリヤ自身ではなくこのビルの持ち主による任意のものである。

1973年(昭和48年)5月、正垣は株式会社マリアーヌ商会を市川市八幡に設立。それまで営業していた「レストランサイゼリヤ」のチェーン展開を開始し、千葉県を中心に出店を続けた。1987年(昭和62年)、商号を株式会社マリアーノに、1992年(平成4年)には株式会社サイゼリヤに変更した。

現在では900店を超える規模に成長。出店形式はビルイン型・ロードサイド・ピロティ型のほか、商業ビル・駅ビルテナント出店など、好立地なら物件を問わず、特に首都圏への出店を積極的に続けている。また、他社の競合店などが撤退した店舗に出店する際はその建物や看板など既存設備を利用するため、店舗の設計やロゴマークが描かれたポールサイン(看板)の形状は多彩である。

また、2005年(平成17年)8月24日から、ファストフード店の「イート・ラン」を運営しており、3店舗を運営している。このほか、ファストカジュアル店の運営も行っている。

2006年(平 成18年)10月に発表されたサイゼリヤの既存店売上高が8年ぶりにプラスを計上した。2006年8月期の既存店売上高は前期と比べて3%増(客数が 2.1%増、客単価も0.8%増)となった。既存店の業績低迷について従来は新規出店による売上げの増加でカバーしてきたが、メニューの品質向上やサービ ス向上などの成果が各店の固定客と売上げの増加に繋がったとされる。

2011年(平成23年)現在、関東・関西・中京を中心に展開しており、北東北(青森県・岩手県・秋田県)・山陰2県・山口県・四国・福岡県以外の九州・沖縄には未出店、福岡県も2010年(平成22年)まで出店がなかった(筑豊地方・筑後地方には2012年現在も未出店)。北海道については1992年(平成4年)に新札幌駅ビル内に初出店以来全く出店していないため1店舗しかなかったが、約20年ぶりに2号店を2012年6月7日に札幌駅北口店をオープンし、本格的な店舗展開を開始した。

特徴

徹底したコストダウンを通じて低価格メニューを充実させており、近年の不況により苦戦が続いている外食産業の中でも注目を集めている。

主要な客層は若年層で、「サイゼ」の愛称で親しまれている。

全メニューを食べても46,000円ほどだという。また、全店でのドリンクバー導入に加え、イタリア料理に限らずファミリー向けのグラタンやハンバーグステーキなどのテイクアウト可能な料理を「お持ち帰りメニュー」として提供している。アルコール類では、十数種のワインを備えて他のチェーン店との差別化を図っている(なお、サイゼリヤはイタリア産ワイン輸入量でトップクラスとなっている)。

店舗内装の側面にはイタリアを連想させる絵画が飾られるほか、天井などにイタリア風の絵が描かれている。低価格メニューを主力にしているが、内装・調度品などを工夫し、利用客が食事を楽しむ空間を提供している。

その他

  • ドリンクバーのコーヒー豆はドトールコーヒーから仕入れた豆を使用している。
  • ドリンクバーは、2005年(平成17年)8月頃まではコカコーラを採用していたが、それ以降はペプシコーラを採用している。
  • 飲食代金の支払い方法は、大半の店舗で現金のみである。
  • 株主優待として、100株以上保有株主に、お食事券がある。以前は、株主優待券(4名まで3割引)であった。
  • テレビ番組で、メニューのランキングなどの特集が放送されている。
2007年(平成19年)3月24日に放送された『惑星ジャパ〜ン!』(日本テレビ) の1コーナーで、「サイゼリヤはどこまで本場イタリアンか?」と題したコーナーが放送された。これは5人のイタリア人が実際に海浜幕張住友ビル店を訪れ、 「果たしてどのメニューがもっとも本場の味に近いのか?」を検証したもの。結果、もっとも本場の味に近いとしてイタリア人達が答えたメニューは、1位:プ ロシュート・2位:リブステーキ・3位:フォッカチオだった。このほか、ミラノ風ドリア・粗挽きグリルソーセージ・モッツァレラトマトも評価が高かった。 ちなみに、本場の味にもっとも近くないメニューとされたものは、ハヤシ&ターメリックライスであった。
また、2008年(平成20年)7月18日に放送された『ランキンの楽園』(毎日放送)では、ほぼ全メニューを食べてランキングを行っている。これらの放送で採りあげられたランキングは、サイゼリヤ公式サイト内の「サイゼリヤのおいしい使い方」で同社からの御礼コメントとともに紹介されている。
2008年9月14日放送の『がっちりマンデー!!』(TBS)には社長が出演した。

沿革

  • 1968年(昭和43年)4月 - 正垣泰彦が「サイゼリヤ」の店舗を譲り受け、個人営業を開始。
  • 1973年(昭和48年)5月 - 個人営業から法人化。株式会社マリアーヌ商会を設立。
  • 1977年(昭和52年)12月 - 多店舗化を開始。
  • 1981年(昭和56年)4月 - 初のショッピングセンター内店舗(ららぐるめ店、ららぽーと内)を出店。
  • 1983年(昭和58年)5月 - 千葉県市川市市川1丁目13番32号に本社を移転。
  • 1987年(昭和62年)3月 - 初の駅ビル内店舗(シャポー本八幡店)を出店。
  • 1987年(昭和62年)4月 - 商号を株式会社マリアーノに変更。
  • 1987年(昭和62年)10月 - オーダーエントリーシステムを導入。
  • 1989年(平成元年)9月 - 初の郊外型ロードサイド型店舗(柏水戸街道店)を出店。
  • 1991年(平成3年)10月 - 千葉県船橋市浜町2丁目1番1号に本社を移転。
  • 1992年(平成4年)6月 - 50号店を出店(新札幌駅ビル店)。
  • 1992年(平成4年)9月 - 商号を株式会社サイゼリヤに変更。
  • 1994年(平成6年)7月 - 100号店を出店(江の島店)。
  • 1997年(平成9年)10月 - 埼玉県吉川市旭2番5号に吉川工場を建設。本社を同地に移転。
  • 1998年(平成10年)4月 - 株式を店頭登録市場(現・ジャスダック)に店頭公開。
  • 1999年(平成11年)7月 - 東京証券取引所2部に上場。
  • 2000年(平成12年)8月 - 東京証券取引所1部に指定替え。
  • 2001年(平成13年)10月 - 500号店を出店(峡南店)。
  • 2003年(平成15年)12月 - 中国1号店を上海にオープン(初の日本国外進出)。
  • 2005年(平成17年)8月 - 新業態のファストフード店(ハンバーガー)「イート・ラン」を出店(1号店・十条店)。
  • 2005年(平成17年)11月 - 新業態のファストカジュアル店「スパQ&TacoQ」を出店(1号店・ビバモール埼玉大井店)。
  • 2007年(平成19年)4月 - 新業態のファストカジュアル店(低価格スパゲッティ)「サイゼリヤEXPRESS」を出店(1号店・ぐりーんうぉーく多摩店)。
  • 2007年(平成19年)12月 - 中国・広州市に出店。
  • 2009年(平成21年)2月 - デリバティブ取引の損失により会社設立以来初の税引き後赤字に転落する見通しとなったため、社長の正垣が退任を発表。
  • 2010年(平成22年)3月 - 九州1号店のトリアス久山店(福岡県糟屋郡久山町)を出店、九州地区の店舗展開を開始。
  • 2012年(平成24年)6月 - 北海道2号店の札幌駅北口店をオープンし、道内の多店舗展開を開始。
  • 2012年(平成24年)6月 - 1000号店を出店(フォレオ大阪ドームシティ店)。
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